老後を乗り切る算段を考えてみる

老後を如何に乗り切るか……言い換えると、どうやって金を集めるか。

現実的であり非現実的かも知れないが、とにかく色々と考えてみようかな。


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さて。まずは「手段」を挙げてみようかしら。死ぬほど適当だけど。

そうだな……二千万円ほど貯金できると理想かな。


(イ) 株式投資を始める

(ロ) 起業する

(ハ) 体が動く間に死ぬほど働き貯金する

(ニ) 創作物を売る

(ホ) 宝くじ ナンバーズ パチンコなどに賭ける

(ヘ) 遺産目当てに身寄りのない孤独な金持ち老婆を口説く



(イ)と(ロ)に関しては、ある程度のノウハウや元手が必要となる。
どぶに捨てる金があるなら手を出すか……ん? 何か私、変なこと言ってる気が……


……まあ、いいや。続いては(ハ)について……これは厳しいな!
だからパス。だって私、働くの大嫌いだもん。働きたくなああああああい。
働くのが嫌なら「起業」も厳しいわけで。どうしても働きたくなああああああああい。

駄目人間は野垂れ死に? 上等、上等。だが断る。


(ホ)はどうだろうか……事故に遭うより厳しい確率だろうね。

蛇足だが、同僚の一人が「LOTO6」をこつこつ購入してるそうだ。息子と娘が大きく、何かと入り用だそうで……頑張れお父さん! 働くお父さんは素敵なり。


例えば、地道に働き続けるとして……不本意だが。
「体が限界」となるまで、二十年の猶予があるとしよう。実際は厳しいかも知れないが。

で、現在の手取りがおよそ「15万円」……適当な平均額だが、このくらいだろうね。
ボーナスを当てにできれば更に数万円上乗せも可能だろうが、今後は分からないかな。

きっちり節約し、一ヶ月に「十万円」の貯金が可能だとしたらどうだろうか……
あ、待て。私って馬鹿よね。
今の会社がいつまで存続してるのか計算に入れてなかった。
「地道に働くのが無難」と思いきや、これは重大な計算ミスを犯すところだった!


とは言え、「博打」も危険極まりなし。株もある意味「博打」だしね。
ならば、(ヘ)はどうか……「どこの詐欺師だ」と言われてしまいそうだ。

ふむ……となると、(ニ)を捨てきれないかな。これならば、大して元手をかける必要もなく、働きながら可能性を模索できる。
色々と枯渇してるが、何もしないよりはやりましょうよ、と。


さて。具体的に何を売るのか……
私が美少女だったら「あれ」しかないのだが、生憎とおっさんなのです。残念だよ。

何か、育てられる「資質」は備わってないだろうか……私はただの無能なの!?
例えば「絵」は厳しいな! 無理無理。これは飽くまでも副次的な物として、かな。
大体だ。今から「絵だけ」に費やす時間なんぞ用意できない。誰も彼もが「寺田克也」になれれば苦労はないわけで。言いたくないけど「センス」だって必要だ。うわあああん!


となると、「文字」か……小説もまた厳しいかな……確かに、書くのは好きだけど。

作品が「評価」され、「箔」がつくことで初めて商品となるわけで。
コンテストに応募したり、「niconico」などに投下したり、小説系SNSで活動したり……
面倒くせえええええええええええええ。

と言うか、活動が実らなかった場合、相当なダメージを食らうんじゃないのか!?
こ、怖い……! ぶっ壊れてしまうかも知れない! ただでさえ壊れかけてるのに!!


金を集めるのって大変なのね! どうなってるのだ!! (どうもこうもねーよ)
※この調子だと死ぬまでプランが立たないことでしょう


いずれの道も茨なり。蛇と鬼が「ご機嫌いかが?」とニヤリと笑う。

女神の骸を抱き、小さな灯火を携え暗中模索……まあ、それもまた、一つの人生よ。



あ、物語を思いついたぞ。駄目人間が大金持ちになる物語を書こう!
主人公の名前を私と同じにして……か、悲しい……泣きたくなってきた。

そもそも! 大金は必要ないの! 老後を無難に過ごせればいいんだからさ!
とは言っても、「二千万円」が割と大金な件について……
考えていたら具合が悪くなってきた……私、とっても繊細なの。


あーあ……やめだやめだ! 下らねえぞこん畜生が。

いちいち明日に怯えながら布団へ入るのか? 断る!

大体だ。フィーリングのみで四十年間過ごしてきたのだ。どれだけ無計画なのよ私は!
ならば、後の四十年もフィーリングで乗り切ればいいだけの話。乗り切れ!

墓穴を掘る作業が待ってますよおおおおおおお! いくらでも掘ってやるわ!
ふん。墓標は必ず己で打ち立ててやる。記念撮影も忘れずにね!


先に待っている者は誰もなし。後に続く者も誰もなし。

一度は失った魂と思え。ならば、既にこの世に未練もなし。

疑う余地はない。まずは己を信ずるべし!



幼少期、甘えん坊を極めんとする私は泣き虫だった。今でも泣き虫で甘えん坊だけど。
よく駄々をこね、泣いて抗議の座り込みをした物だ。「私の要求を飲むのだ!」

あの頃と比べ、今では「泣く」の意味合いが随分と変わっている。
これが「経験」を積んだ証か……歳は取ってみる物だ。二十年前に戻りたい。


誰かのために泣き、誰かのために微笑み、誰かのために進んで傷つく。

「ただのゴミ」と思うなかれ。「ゴミ」は誰かにとっての「宝」でもある。


捨てる神あれば何とやら。少し立ち止まったなら、少し進め。

後ろを振り返るのは自由。だが、とにかく、小さな一歩でも、必ず、踏み込め。


「後悔」から新たに創造するべし。

よく分からんけど、とにかくそう言うことなのですね!







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コメント

その日暮らし。

kak
豊かな老後、は、とっくに、諦めました。
私達が小学校のころには、君たちは「金の卵」だと、言われ、戦後復興の担い手として、もてはやされた。その通りに、日本は、ベビーブーム世代の数によって、高度成長した。そして、いま、その世代は、寒々とした光景をみている。
国家は、国民を消費するモンスターである。そのことに、気がついたときは、もう、おそかりし由良之助である。
俺の人生は、国家に、消費された人生だった。
その見返りは、何もない。
今年、「死にたい老人」(幻冬舎新書)という本を買って、読んだ。なぜ買ったのかというと、この本は、モウ生きている意味もないという老人が、断食をシて死のうと決意して、その、経過を実体験で書いたという本だったからだ。結局、断食して死ぬことはできなかったので、失敗だが、胃潰瘍には「ガスター10」という薬が劇的に効くとか、覚せい剤のヒロポンは、体に良かった。健康に気をつけたやつらは皆死んでいるとか、かえって生きるための無駄な知識をいろいろと、教えてくれる珍奇なホンダ。
断食死をしそこなった著者は、人間理性じゃ死ねない、と、書いている。
今の私の理想は、「その日暮らし」。その日暮らしが、できたら、立派な人生だと思っている。

Re: その日暮らし。

紅@KOH
私も「究極のその日暮らし」を目指そうかと思ってます。うーん……健康でいられれば!

確かに、人は「理性」じゃ死ねない……だからこそ、電車へ飛び込む野郎がいるわけで。
何だか、嫌な世の中になって参りました。まあ、歳を取ってしまったからそう感じるだけだとは思いますが。


国家に消費される人生、か……

まあ、政府としては「国民は黙って納税」するべきとでも考えてるのでしょうけどね。
給料が上昇した公務員に対し、民間はじり貧なり。なんともはや……

( ̄^ ̄)ゞ☆

病気。

kak
病になると、そこそこ楽しい「その日暮らし」ができなくなるので、病気にならないことが、大事ですね。といって、いま、膝痛に悩んでおり、かなり、ヤバイです。足は基本ですのでね。今日、図書館へ行くべく道を歩いていたら、膝痛で足の具合が悪いと目ざとく察したのか、向かい側から杖をついて坂道を降ってきたご老人が、いきなり、「ワシは歩きすぎて、ヒザの軟骨をすり減らし、もう、膝が激痛で辛いのだ」と、話してくれまして。見ず知らずの、その、ごが、老人と、坂道で向かい合ったまま、10分ほど、立ち話をしてしまいました。「今日、テレビで、よしきりザメが膝痛にいいというテレビを見て、電話したら、一年分が60万円だという、3ヶ月でも17万円だ。年金月6万円の生活で、高くて手が出ない」など、奥さんが痴呆で特養老人ホームにいるとか、そんな、会話を、見知らぬ老人二人が、坂道でしているのですよ。高齢化社会の、光景の一つでしょうか。その老人の、最後に言ったことばは、「できるだけ歩くな、歩くと膝がだめになるぞ」と。非常に説得力がありました。
マンガみたいですが、これが、現実です。

Re: 病気。

紅@KOH
健康体を維持するのは厳しいでしょうね。
病気は回避できても、足腰が駄目になってしまいそうで御座います。

ただ……その昔、ボディビルダーを続けてる御老体がテレビで紹介されてました。
筋肉隆々の御老体で笑ってしまいました。それこそ、漫画のキャラクターのようでしたw

いずれにせよ、適度な運動は必要なのでしょう。
でも私、ものぐさなので……

( ̄▽ ̄)ゞ☆
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