「絆」とは何なのか

「心の友」と書いて心友……日頃、懇意にして頂いてる方から教わった言葉だ。
字面を気に入ってしまったので、今後も使っていこうかな、と。


心友……如何様なしがらみにもとらわれず、それは家族すら超越する存在。

あなたにはありますかね。心友と呼べる存在が。



先日、珍しく友人からメールが届いた。「久しぶりに飲み会を開きたいんだけど」

私は適当に都合を告げると(具体的な日時ではないが)、別の友人にメールを送った。
ただこれは、「飲み会」とは関係ない別の事案だ。何となく、思い立っただけ。ついでに、ちょっと「iOS」について確認したいこともあっのだが……

いつまで経っても、返信がない。

三日以上経過したら、流石に変……いや、この世の中に「平均的な常識」が存在するとしても、私にしてみたらどうでもいいこと。ただ確かに、「即時返信」が「平均的な常識」から外れるならば、変なのは私。とは言え、「即時返信」を求めたつもりはないが……

各々、様々な事情を抱えながら生活してる。つまり、「私が気持ちいいから」などと言った理由で「即時返信」を求めるのは極めて乱暴なのだ。

返信は都合のいい時で結構。結構なのだが……

気が付くと、一ヶ月以上、経過していた。

あんまり何回も送りたくない。返信したくない別の事情があるのかも知れないし、あるいは連絡先が変わったのかも知れない。とにかく、返信がないと言うことは、「それまで」

仕方ないので、ネットで知り合ったフレンドへ相談メール……と言うか、一番近いはずの友人と繋がれないとか……何か、色々と考えてしまう。

今年も、件の友人から年賀状が届いていたはず。「何か記されていたかも」などと思ったのだが……斯様な時に限り見当たらない。これはこれで腹が立つ!

( ̄▽ ̄;)< 自分勝手な人ね……★

毎年毎年、置き場所に困る年賀状に○○していたのだが……たまに「じっくり」見ようと思うと姿を見せない。

これはもはや、どうでもいいこと、なのでしょうね。私にとっても。


インターネットでのコミュニケーションが当たり前になった昨今、「筆無精」と言った表現に違和感を覚えてしまうが……まあ、「筆無精」で通じるからいいよね。「メール無精」だと変だし。

とにかく、私は、極めて筆無精。

「適度なコミュニケーション」の尺度は人それぞれだろうが……今回のケースの場合、別段「緊急」ではないから大騒ぎするつもりはない。本当に緊急だったら、直に電話するだろうしね。
と言いながら……告白すると実の所、「電話しても出なかったらどうしよう☆」

とにもかくにも、仕方ないので「それまで」
ああ……きっと、これまで私が適当すぎたのだろうね。反省なぞしない。絶対に、だ。


時世により、姿を変える世界。時世により、世界は動きたいように、動く。

人も同じ。全く、同じ。



驚くほどに自分は姿を変えた。自覚できるくらいに。

斯様に大雑把な論調で伝わるか自信がないが……
「手段」や「目的」はさておき、私の「コミュニケーション」の姿が以前とは丸っきり違う。私は「私」であることに間違いはないのだが……


「強く」ならなきゃならないから。これが一つの理由。

「心友」と呼べる者が姿を消したから。これも一つの理由。

偽の「絆」に嫌気がさしてるから。

「共同体」と言う言葉が死ぬほど嫌いだから。



「幻想」を作り上げ、人身御供を厭わないような連中が愛国者を気取るから。
排外主義を掲げ「身内」すら弾圧する。連中は一体、誰と戦っているのか……

だから、世界は、いつまでもきな臭い。

アメリカも中国も韓国も滅びて結構。「仮想敵」を用意し、いつまでも「愛国ごっこ」を続ければいい。「慎ましさ」を持たない連中に未来はない。決してね。

真の英雄は遅れて登場すると言うが……永遠に現れないだろうね。
英雄面した野郎に御用心。きっとそいつは「黒」だから。


っと……今回のエントリは政治的な話題ではないので、軌道修正をば……★


まあ、何だかんだと「人恋しい」だけだろうね。私はさ。
仕方ない。すっかり「温もり」を忘れてしまったから。外も懐も私のギャグも寒いの。


人は「一人では生きていけない」と言うが、「一人ぼっち」の人生もあるわけで。

まあ、「孤高の表現者」として生きるのも悪くない。ちょっと気取ってみようかしら。


草葉の陰から見守る「永遠の君」へ、伝えておこう。
私は、生きてますからね。今日も。

そして、明日も生きてることでしょう。明後日も、その先も。ね。




押されると私が喜ぶ……☆
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コメント

No title

再起(せき)SR400
数か月ぶりにお邪魔します。
先日はお出でいただいたようで有り難うございます。
私のところは何しろ過疎地で、訪問者があまりないものですから、嬉しかったですよ。
ところで。
私も、生きてますからね。今日も。

Re: 再起(せき)SR400殿へ

紅@KOH
どうもどうも! いらっしゃいませ!!

> ところで。
> 私も、生きてますからね。今日も。


いや、実は自分自身、怖くなってしまいましてね……

もし、突然「私が死んだら誰に伝わるのかしら」とか……おっと! 縁起でも御座いませんか!!

しばらくは生きてると思いますのでええええええ。今後とも宜しくで御座いますよ!

( ̄▽ ̄)ゞ☆

過疎地。

kak
過疎地、という、言葉をひさしぶりに、見ました。
過疎って、どういう意味なんだろう。
過疎の反対は、過密だよね。
密が過ぎる(多い)のを、過密。過密スケジュールは死ぬよね。
過疎は、「疎」(まばら、隙間)が、過ぎる。隙間がありすぎる。人が少なすぎるとかね。
その基準はなんだろ。
一年間、客が誰もこないバーが、それでも、毎晩開いている店なんかあったら、間違いなく過疎店だろうし。
一週間に、一人客がきても、過疎か。
でも、趣味で店開いて、誰も来ねえななんて、独りごちていたりしてね。
こちらは、過疎から限界集落に、近くなっています。
ときどき、テレビで、山奥の集落に、たった二軒しかない集落なんてのを、見たりするが、あれは過疎というより、超限界集落だよね。行政も、お手上げでしょうね。
冬場だけでも、町にきて、暮らしてくれと、頼んでも、嫌だっていわれるだろうしね。
死んでいたってわからない。
もし、凄い学者がいらたら、「過学者」なんて言うのかな?
高野山の裏側のほうに、知り合いがいるけど、もう高齢者の限界集落で、ほんと、高齢者ばかりで、「死んでも、棺桶かついでくれる人間がおらんようになっとるわ」と、嘆いている。若者が、ほんとに、いないのだ。

なんか。。

シエル
そういえば年々、知人が減っています。
義理ではだんだん付き合わなくなるのね。
無理して合わせていくのもある日突然バカらしくなってやめてしまいます。

友人はいるけど、そんなに頻繁に付き合わないし。
絆と言われても、実際は血の関係ぐらいかな。
切っても切れない腐れ縁という感じ。

無理しなくてもなんとなく繋がっている。なんとなく付き合いがある。
何年ぶりかで連絡とっても、昨日あったみたいな対応をする。

友人は、自然に一緒にいると、なんかじわっと楽しいかも。。ぐらいで充分。

孤高でもいいけど、周りに人がいてもいい。

なんとなく「人恋しい」ときには、映画とか見てしまう。

人間が必死でなんかやってる姿を見ると安心する自分がいます。

人は「共感」したいのね。




Re: 過疎地。

紅@KOH
過疎化の問題は大昔からあったでしょうね。きっと。

どこもかしこも人で賑わっていたら苦労は御座いません。
とは言え、それはそれで別の問題が発生しそうでは御座いますが。


> 過疎は、「疎」(まばら、隙間)が、過ぎる。隙間がありすぎる。人が少なすぎるとかね。
> その基準はなんだろ。


全体に対して……例えば、国民総数に対しての割合とか……相対的に「○○パーセントを割ると過疎化と言える」、とか……自分で書いててよく分かりませんがww

各地方、市町村など、均等に人がいればそれは「過疎化」とは言わないでしょうね。きっと。

人が集中する都市がある一方、全く人の居ない町があり……とにかく、それらの割合を相対的に見るといいのではないでしょうかね。恐らく、計算する方法があるのではと。想像ですが。


> こちらは、過疎から限界集落に、近くなっています。
> ときどき、テレビで、山奥の集落に、たった二軒しかない集落なんてのを、見たりするが、あれは過疎というより、超限界集落だよね。行政も、お手上げでしょうね。


笑えませんが、「限界集落」と言う言葉を久しぶりに聞いたような気がします。
何だかんだ、人が集まる東京が一番住みやすいのか……何とも言いがたいでしょうが。


> 高野山の裏側のほうに、知り合いがいるけど、もう高齢者の限界集落で、ほんと、高齢者ばかりで、「死んでも、棺桶かついでくれる人間がおらんようになっとるわ」と、嘆いている。若者が、ほんとに、いないのだ。

深刻で御座いますね! 
まあ、若者は「限界集落」から逃げ出すでしょうね……気持ちは理解できますか……★

「繁栄」とは何なのか、考えてしまいます。皆が皆、「ごく少数」の理想のために働くとは限らない。
かと言って、「大多数の幸福」が「人として国として」正しい姿かどうかを決めることもできません。少なくとも、私は決められませんね。


小難しいことは抜きに……御老体たちの保護で御座いましょうかね。課題は。
恐らく、多くが「両親の介護」に労力を費やすとは思うのですが、問題は「家族の居ない」御老体たちで御座います。

棺桶を担ぐ者が居ないとか……ちょっと、ブラックすぎますね。
これはすなわち、「墓穴を掘ることもままならない」わけで……★

Re: なんか。。

紅@KOH
へいらっしゃい!!

> そういえば年々、知人が減っています。
> 義理ではだんだん付き合わなくなるのね。
> 無理して合わせていくのもある日突然バカらしくなってやめてしまいます。


分かるわあああああああ物凄く分かるわあああああああああ。

気がつくと、とっても一人なの☆


> 人は「共感」したいのね。

もう、この一言に全てが集約されてると言っても過言では御座いません。
そうなのですよね。だから、インターネットを徘徊するのですよ……私は。

人恋しくなったとき、どうすればいいのか分かりません。未だに……★

「一人ぼっち」も覚悟の上で御座いますが、行く末が怖い。これが正直なところで御座います。

( ̄^ ̄)ゞ☆

No title

再起(せき)SR400
 何だか「過疎」がネタになっているようでうれしいような悲しいような。
 ネット上だけでなく、現実にも過疎地に住んでますからね。
 ところがここでは現実に「限界集落」なんて言葉まで出てきましたね。
 何だかヤですね、絶滅危惧種みたいで。
 「過疎地」、という言葉が初めて使われた時も「何と酷い表現だろう」と思いましたが、「限界集落」という言葉を初めて聞いた時はホント椅子から転げ落ちるんじゃないかと。 
 幸いなことに畳の上だったから、凍結してしまったくらいでしたが。

 でも、最近、何だか心ない言葉が電波に乗って大量に送られてくるようになったけれど、私みたいに事情あって定年までにだいぶ年数がありながら退職して引きこもっている者からすると、同じ電波でも、こうやってPCから伝わってくる言葉って、本当に温かみを感じるんですよ。
ウツにならずにいられたのはネットのおかげなんじゃないかな、と本気で思ってるんです。

Re: 再起(せき)SR400殿へ

紅@KOH
いらっしゃいませ!

>  「過疎地」、という言葉が初めて使われた時も「何と酷い表現だろう」と思いましたが、「限界集落」という言葉を初めて聞いた時はホント椅子から転げ落ちるんじゃないかと。 
>  幸いなことに畳の上だったから、凍結してしまったくらいでしたが。


「限界集落」と言う表現、言い得て妙だと思うのですよ。私は。
ただ、言葉の響きは気持ちよくありませんね。確かに、確かに。


> ウツにならずにいられたのはネットのおかげなんじゃないかな、と本気で思ってるんです。

ネット上でも様々な出会いが御座いますからね。それがいい刺激となってるのかも知れません。

私も割と本気で、インターネットでの活動が「リアルな原動力」に繋がってると感じるときが御座います。
ネットでの活動に否定的な人も居るようですが、あながち馬鹿にできた物じゃないのですよね。

いい出会いがあれば、更なる刺激へ繋がるわけで。私も、色々と学ばせて頂きました。ええ。

( ̄▽ ̄)ゞ☆

No title

るる
ネットは言葉だけの繋がりだからこそ、言葉を大切にする人達が存在し、またその言葉をとても大切に受け取ってくれる人達がいます。ありがたいですね。

ネットの出会いは吉凶混合。
だからこそいい出会いがあった時はとても嬉しいし、同時にリアルでは絶対に出会えないご縁に不思議さと貴重さを感じます。

Re: るる殿へ

紅@KOH
どうもどうも!

> ネットの出会いは吉凶混合。

これはまた言い得て妙で御座いますね!

それはまさに「おみくじ」が如く。
素顔を知らないわけですから、余計に色んな想像が膨らむわけで御座います。


> だからこそいい出会いがあった時はとても嬉しいし、同時にリアルでは絶対に出会えないご縁に不思議さと貴重さを感じます。

これはもう同意させて頂きます!

本当に、出会いとは不思議で貴重な物で御座います。私は大事にしたいですね!

( ̄▽ ̄)ゞ☆
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