私と健康診断と出産映像

去年の話になるのだが……私の会社で健康診断が行われた。


私は健康診断が大嫌いだ。死ぬほど、嫌いだ。

常に死に怯えてビクビクし、どこか悪いところはないかと診断結果を精査。そして、一喜一憂……やだやだ。

大体、死ねないほど健康に過ごしたいならば、自ら病院へ赴くわ! 更に改造手術でも施し、サイボーグにでもして貰う。いや勿論、健康で過ごせるに越したことはないのだが。

私は確かに、やり残して死にたくはない。ただ、私の活動は既に始動していると言っても過言ではなく、ある意味で目的は完遂されている。満足するには、早いのだろうが。


さて。とにかく私は、健康診断が大嫌い。だって、

血を抜かれてしまうから。死ぬほど注射が大嫌いなのですね!

腕に針を刺された瞬間、全身から力が抜ける。余計な力は入ってない方が望ましいのだろうが、この脱力は意味合いが違う。とにかく注射は駄目! 絶対!

確かに健康診断は嫌い。でも今回は少しだけ楽しかった。と言うのは、どういうわけか視力が回復していたのだ。

私の視力は今回の診断で両目とも「1.2」だった。「今日はよく見えてますね!」と言う看護師の台詞に、思わずにやりとしてしまった。決して、当てずっぽうなどではない。探りは入れてしまうが。
「右……ですかね……」「あってますよー」

どうでもいいのだが、ブルーベリーが視力回復に有効らしい。どうせ、毎日決められた量を食べないと効果が出ないとか、そんな物なのだろうね。
毎日ブルーベリーとか、私には考えられない。旨い、不味いの問題ではない。
常にラーメンを食べている『オバケのQ太郎』の小池氏じゃあるまいし。毎日とか、どう考えても無理。どれだけ好きだろうとも。

ところで、小池氏は度々Q太郎にラーメンを奪われるなど、その振る舞いはすこぶる滑稽だ。同時に悲哀も誘うのだが。一つ、勘違いはいけない。小池氏は「ラーメン好き」と言うよりも、「ラーメンしか食べる物がない」のではないか。私は『オバケのQ太郎』を完全に網羅してる「オバQマニア」ではないため、この辺りの設定がどうなっているのか全く知らない。知ろうとも思わないが。

……と、「オバQ」の話題はさておき……

広告で散々と目にするブルーベリー。どれだけ好きならば、毎日食すことが出来るのか。この手の広告に踊る人間は枚挙にいとまがないはず。

視力回復に有効ならば、ブルーベリー好きはとんでもない視力の持ち主なのだろうな! 数キロ先の獲物を補足出来るに違いない。
「デューク東郷」がスコープを全く使わずに、裸眼で標的を仕留めるような物だろうか。末恐ろしい限りなのだ。


さて。ブルーベリーとは違うのだが……私の母親は「膝が痛い」と言ってあるサプリメントを購入した。それは、「コンドロイチン」だか「グルコサミン」だか……とにかく、そんな物だ。

結果は、何も変わらず。後になって医者に聞いたそうなのだが……

痛みの元である「すり減った軟骨」が、元に戻ることはない。

つまり、余計な金を使っただけだったのだな。

サプリメントに金を掛けるのは愚かだ。それよりも嫌いな食材をなくし、少しでも多くの物を食べた方がよっぽど体にいい。

私も散々と余計な金を使ってきた。極めて小さな経済活動ではあるが、多少なりとも社会に参加していると自負していいのだろう。
……そう思わなきゃ、「あんな下らない物に費やした金と時間は本当に無駄だった」と言うことになってしまう。実際、無駄だったに違いないが。


その下らない物? 色々あるのだよ。とにかくさ。

今でも増え続けてる「私のおもちゃ」とか何とかさ……あーあ。



さて。話は変わって「女性器」の話題……真面目な話だからね!

誰にも咎められず、しかも大勢で女性器を見る機会に恵まれたことがあった。それは、高校時代のお話。

学校で出産映画の上映会。大画面に映し出された女性器は圧巻の一言。
当時、私は思った。「これを見ることに何の意味が?」

これは、私が二年に進級してから初めての企画。全校規模で視聴。
三年に進級すると、「もう一回」見る羽目に……勘弁して欲しかった。

……となると、一年生は三回も見ることになるのか。一年に一度の上映とは言え、これを三回……留年したら大変だ。頭が狂ってしまうのではないのか。
留年させないよう奮起させる意味での上映だとしたら、企画した教師は相当な策士に違いない。だが逆に、「女性器マニア」はいつまでも卒業したがらないだろうな。

「女性器が大好きなんだから何回見てもいいだろう!」などと思ってしまいそうだが、何回も見る物ではない。特に、出産映像は。
これは旦那が立ち会えばいいだけで、全く関係のない第三者が見るべき物ではない。

昔、テレビの「ワイドショー」でも出産ビデオを流していた。
テレビなのに「モザイクなし」で女性器がダイナミックに映し出されていたので、違和感を覚えた記憶がある。

私には一生無縁だが……とにかく、出産に立ち会うのは家族だけで結構。


動物でも人間でも、新しい生命が産まれる瞬間は素晴らしい。その感動は筆舌に尽くしがたい物だ。
……とは言え、新しい生命が誕生する一方で、捨てられてしまう生命も枚挙にいとまがない。これは天命を全うする「死」とはニュアンスが異なる。ただ、感動してばかりもいられないのだな。私はね。


私がこの世界に存在する意義など、ちっぽけな物だ。
だが、「死にたくない」と言いながらも果ててしまった大事な人のために、生きなければならない。


下らなくても結構。だもんで、これからも足跡を残していく次第。

彼女はきっと、草葉の陰から見守ってくれてるはず。きっと……ね。




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※2014/06/28 編集……
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コメント

元気そうですね

やっちろ
だから、挿し絵がサイボーグなのだな。

造影剤を注入したことあるだろうか?
私は何度もあるのだ、一番太い針らしい、なので凄いスピードで注入される。
レントゲン終わった後倒れた事もあった。

脱力

紅@KOH
>>やっちろ殿

造影剤を知らなかったので、検索してみたのですが…
もう、体中から力が抜けて……


>>レントゲン終わった後倒れた事もあった。

私はその話だけで倒れそうです。
いやいや……大病を患うと、本当に苦労するのですね。
私も無茶は控えたいところです。ええ。

私は普段から「バカ」みたいなことばかりやってますが、健康は「ただ」では手に入らないのですね。もう少し、気を遣いたいと思います。
倒れてからでは、遅いので。ええ。
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